アームズに学ぶ、生きる力
- 作者: 皆川亮二,七月鏡一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: Kindle版
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漫画、スプリガン、ピースメーカー、アダマスでお馴染に皆川亮二の代表作、「アームズ」に出てくるセリフは、どれも生命力に溢れています。その中でも印象的な言葉を僕なりに集めました。この激動の時代を生き抜く糧に、生きる力になればと思います。
今回は、「アームズ」の前半部分に焦点を合わせてみました。
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●アームズに学ぶ、生きる力
生きる力①
力が欲しいか!!力が欲しいのなら・・くれてやる(作中のピンチの時にアームズが語りかける言葉)
自分がピンチの時に、仲間や友人に投げかけて欲しい言葉・・でも最後は自分でどうにかするしかない!
生きる力②
「何事もあきらめたらそこで終わりだって事を・・だったらこの私がしっかりレクチャーしてあげるわ」(アームズ4巻P150、高槻美沙(たかつき みさ)
の言葉)
何かに絶望している時に、自分を奮い立たせてくれる言葉・・最近どの漫画でもよく目にします。スラムダンクの影響でしょうか。ここから先の高槻美沙が息子(実子ではないです)である涼にするレクチャーは今後どのような事に置いても役に立つので、お暇でしたら読む事をお勧めします。
生きる力③
「自分の命すら大切に出来ないからたやすく他人を巻き添えにできるんだ・・そんな奴が勇者でも超人でもあるわけがない」(アームズ6巻P184巴武士)
「自分を大切に出来るから、他者にも優しく出来る」と、ルパン三世「ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え」で次元大介も言っています。つまりはそう言う事なのです。
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●生きる力④
「おまえはオレだったんだ!!だから・・オレはもう二度とおまえを拒絶したりしねえ!!」(アームズ7巻P120高槻涼)
人は誰しも、自分を客観的に見る事が嫌なものです。しかしどうあがいても自分からは逃れられません。己を知る、と言う事は人生最大のテーマではないでしょうか!?
生きる力⑤
「や・・やべえ、オレとしたことが敵にドキドキするなんて・・」(アームズ8巻P84新宮隼人)
恋はどこに落ちているかわかりません、日常のどんな時、所でも恋心を忘れない冷静さと遊び心を持っていたいものです。
生きる力⑥
「おまえらはどうして世界を敵と味方の二つだけに色分けして考える!?そういうのって疲れんだろ!?」(アームズ9巻P15アル・ボーエン)
以前アルが高槻涼から言われた言葉を今度はアル自身がチャペルの子供たちに向って言います。高槻涼らと行動を共にすることによって、アルも成長したのでしょう。このセリフ、人類共通の認識になれば、世界から争い事が消えるかもしれません。
以上、今回はこれくらいで・・皆川亮二の作品、特にスプリガンとアームズの言葉には、力が宿っています。アームズを読む度に、僕は何度、生きる力をもらったことか知れません。アームズには運命を変えるといったテーマがあります。しかし現実世界では、運命は変えられないのでは・・と僕は思いますが、その運命に対して少しでも抗う事が結果的に、人間の生きる力になってゆくのではないかと思います。
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